ユニオン・ロイヤルは、「私たちの真の主人は私たちの商品を愛用して下さる顧客である」という精神のもとで、1952年創業時より“世界に誇る靴づくり”を目指し技術追求、商品開発に力を注いできました。
早くからヨーロッパ、特にイタリアの靴産業や靴づくりに注目し、次々に新型機械、新技術、新素材を導入を計りました。

日本の気候風土や生活習慣、日本人の足や動作に合う履き心地の良い靴を作ろうと目標を掲げ研究努力を重ねて生まれた「マッケイ縫いのモカシンシューズ」。木型の開発、底付けやモカ縫い技術の熟練を重ね、屈曲性が良く、軽快でエレガントな紳士靴のスタイルを創り出しました。

1960年にイタリアのマレリー社と技術提携。
マッケイ製法、モカ縫いの技術で先駆者であり、トップブランドである「マレリー」は、日本人の足型や歩行に合わせた履き心地の良い靴への研究開発を続け、大人の高級紳士靴としての地位を確立しました。それは、伝統的イタリアンエレガンスと確かな靴づくりをテーマに、今日まで変わらぬ信頼を築き上げています。

1987年、科学と医学との融合の試みにより、靴本来の役割として、歩く、足を守る等の基本概念から、歩行科学の研究の医学博士「平沢弥一朗氏」”スタシオロジー理論”を具現化した画期的なソールを開発しました。その結果誕生したのが、“左右非対称ソール”として快適安全歩行のための靴「マレリー・リフレッシュー」です。
その後、「マレリー・リフレッシュー」はさらなる進化をはかるため、靴医学の権威、井口博士の監修のもと100人の試履きテストを実施し開発された“オートフィット・インソール”を搭載。靴の中に装着する中底として足裏へのフィット性と安定歩行性をサポートすることに成功しました。

近年では、1972、73、74年にイタリアの国際芸術皮革製品コンテストで日本初のオスカー賞を受賞した「UnionImperial」ブランドをリバイバルして、 2008年Spring/Summerシーズンよりスタートしました。
「世界に誇る靴づくり」を目指し、イタリアの靴づくりを日本でいちはやく取り入れたユニオン・ロイヤル伝統の靴づくりを “ハンドソーン・ウェルテッド製法”で再構築。
日本人の足型を研究した木型やハンドフィニッシュなどのテクニックを駆使し、昔ながら手作業により生み出される一足一足はエレガントで履き心地がよく、美しい輝きとシルエットに仕上がっています。


私たちの靴への探求と挑戦は尽きることなく、常に向上することを目指しています。
初心と感謝の意を持ってユニオン・ロイヤルブランドとして様々な靴を生み出させていただいています。